ブレンドとは、それぞれ豆が持つ異なる特性(甘味・酸味・苦味・香り・コク)を組み合わせて
全く新しい風味を創り出すことで、これが「うまさ」の決め手です。
工程としては、生豆の状態でブレンドして焙煎する「プレミックス」と焙煎豆をブレンドする
「アフターミックス」とに大別されます。生豆は、産地別、精製方法別により、温度による反応
時間が異なるので、豆が何度に何分晒(さら)されたかが焙煎のポイント。このことから個々の
豆の特性を理解することで、アフターミックスが必要なのか、プレミックスで十分なのか、ある
いは両者の組み合わせで対応するのかが変わってきます。
エキストラ珈琲では、生産地の個性を引き出す産地別の焙煎を中心に、主にアフターミックスを
主体としたブレンドを継承しています。ブレンドは一般的には、3〜5種類の豆の配合ですが、
10種類以上をブレンドする場合もあります。
当社は、独自の味わいを創り出す、配合テクニックの上にまたその味を一定に保つため、長きに
わたり、たゆまぬ努力をして参りました。 |